洋服の穴・虫食いは かけつぎ・かけはぎで修理・補修 実例と料金

「服の虫食い・ひっかけキズ・タバコの焼けこげ」であいた穴をふさぐ方法とは?

こんなことはありませんか?

主婦のさちこさんは、前のシーズンにしまい込んだ春物を取り出そうと、久しぶりにタンスをあけて、お気に入りの服を取り出してみました。
その服を胸の高さに持ち上げた瞬間、なんと、3mmぐらいの穴があいているではありませんか!あぁ、虫食い・・・さぁ、どうしよう!

ビジネスマンのたかしさんは、帰り道を歩いていた時、歩道に上がろうとしましたが、誤ってこけてしまいました。立ち上がってスーツを見ると、膝のあたりにひっかけキズができているのに気づきました。あぁ、どうしよう!

さて、こんな虫食い、ひっかけキズやタバコの焼けこげなどは、「かけつぎ」という方法でお直しが可能なんです。ご存知でしたでしょうか?

「かけつぎ」とは、穴をふさぐ修理のことです。

かけつぎ 修理・補修によるビフォーアフター

同じ生地の糸を一本一本ほどいて、それを傷の部分に柄を合わせて編み込んでいくという高度な技術を要する職人技です。

いかにその生地と同じように修理するかが技術の見せどころです。

同じ生地がない場合は服の折り返し部分等から切り出して直します。

特に高価なお洋服、思い入れのある洋服、大切にされている洋服の場合は金額がかかってもキレイなお直しをご希望の方にお勧めです。

ご参考価格(穴の大きさ):
・3mm四方まで  4,800円
・1cm四方まで  7,800円

納期: 約2週間(郵送時の日数は除く)

可能な限り目立たないように仕上げますが、生地の特性や、織り方の特性上、跡が見える場合がございます。ご了承ください。

料金はかけつぎを行う修理箇所の大きさにより変わります。
縫代を含めた四辺の合計の長さにより、料金を決めさせていただきます。

以下のようなかけつぎは追加料金がかかります
・縫い目に近い場所の補修(2,000円程度)
・かけつぎ作業のために、裏地等を解かなければならない場合(1,000円~3,000円)
可能な限り目立たないように仕上げますが、生地の特性や織り方の特性上、跡が見える場合があります。

特に無地の生地は、目立つ可能性があります。また、生地の素材によっては、お受けすることができない可能性があります。
かけつぎをする場合は、共布が必要となります。
共布が無い場合は、スラックスの裾裏やポケットの内側、ジャケットのポケットの内側部分などの目立たない箇所から生地を取り出して直します。
もちろん取り出した箇所も処理を施しますのでご安心いただけます。

ご注意事項

かけつぎが不可能な素材について

以下の素材はかけつぎが不可能です。
・綿生地
・皮革製品
・毛皮製品
・ビニール製品
・エナメル製品

キャンセル・追加料金について
以下の場合、送料はお客様ご負担とさせて頂きます。

・追加料金が発生した場合のキャンセル
・ご依頼品到着後、修理不可能と判断させて頂いた場合

以下の場合は、往復の送料はお客様ご負担とさせて頂きます。
・お客様都合でキャンセルの場合